サギソウ [湿原の野草]
サギソウは本州から九州、台湾や朝鮮にも分布する多年生の草本。泥質の湿原に生育する。夏、高さ20cmほどの茎の先端に通常は1つ、勢いのよいもので数個の白鷺をイメージさせる花を付ける。葉の高さは10cm程度までであり、短い葉に十分な日照があるような、草丈の低い場所が生育に必要である。地下には球根があり、これから発芽するが、数本の地下茎を伸ばしてその先端に次年度の球根を形成する。
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。